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2012年06月16日

建築士試験受験者のための 構造力学解説⑤

前回に引き続き応力の問題を解説します

問題④

建築士試験受験者のための 構造力学解説⑤


等分布荷重を集中荷重に置き換える
建築士試験受験者のための 構造力学解説⑤



図のようにA点より右側と左側と分ける
曲げモーメントを求めるには右側の反力を求めた方が簡単に解ける。

建築士試験受験者のための 構造力学解説⑤



           ※右側の方がカンタン!
建築士試験受験者のための 構造力学解説⑤

よって
  ΣMB=0より
  ΣMB=+12kN×2m +2kN×8m -VC(上)×10m=0

           (時計回り +プラス)(時計回り +プラス)(反時計回り -マイナス)
  
   10VC=24+16
    VC=4kN

            (+プラス 上向き)
  

  MA(右側)=4kN×2m=+8kN・m(下側凹は+プラス)

解答 ④

     

計算問題は慣れるまでは符号と向きを両方書けば符号による計算ミスも減ります。

次回も問題解説します。
 



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Posted by 平良和繁一級建築士事務所 at 11:30│Comments(0)建築士受験者のための 構造力学解説!
 
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